今回ご紹介する本は・・・
松岡圭祐作、
講談社文庫出版の
「探偵の探偵」です。
探偵のすべてを知りたいと、ある中堅調査会社に併設されている探偵養成所に入稿した一人の少女。
この少女は、過酷な過去を抱えていて、決して笑うことがないんです。
そして・・・「探偵にはなりたくない」という彼女の思いは・・・。
そんな彼女の希望をくみ、調査会社の社長は、彼女を探偵を探偵〝対探偵課”の探偵として抜擢します。
この少女が、悪事を働く探偵に立ち向かいます。
そして・・・・
この少女の過酷な過去が明かされる・・・その先にあるものは・・・
待望の描き下ろしシリーズの第一作目。
全体的に、スピード感のある作品です。
はらはら、ドキドキの展開は、読んでいるものを飽きさせることはありません。
それ以上に、この先、どんな展開が待っているのかと、もう止まらなくなります。
そして、この少女の隠された思いに触れると、涙が・・・。
通常のサスペンス物とは、一味違った切り口も、マンネリ化を感じさせない作風にしている一つかと思います。
サスペンスファンには、是非読んでい叩きたい作品です。
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